超音波探傷試験

原理

超音波の種類には、縦波・横波・表面波があり、それらの超音波の特性を利用して物体の中を超音波が伝搬し、きずや材質の違う部分で反射して戻ってくるのをエコーまたは数値として現します。


 

特徴

  • 超音波の戻ってくるまでの時間により内部の状態を推測し判断します。

  • 金属の溶接部、鍛造品などの内部きずや介在物の検出に適用される。

  • 配管の腐食状況(減肉)にも多く活用されている。

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    作業状況

  • 板材、鍛鋼品の非金属介在物、二枚割れ及びラミネーションの抽出。

  • 鋼平板溶接部及び、鋼管溶接部の完全溶け込み溶接部の内部検査。

  • 保守検査による疲労割れ、応力腐食割れの検出。また、腐食・減肉状況の把握。


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    作業例

    CIMG0009
    CIMG0012